サステナブル
博士の部屋

現在の私たちだけでなく未来の人たちも豊かにくらせる世界を
つくるために、いまどのような問題があるのか、
私たちにどのようなことができるのかを学びましょう!

エシカルのとびら

いま、魚や木材など地球の天然資源がへり、たくさんのプラスチックごみや食品ごみ、温室効果ガスなどが排出されています。私たちの食べ物や衣服などをつくるために、劣悪な労働環境で働かされている人や、学校に行けずに働かされている子どもたちもいます。
こうした問題の解決のために、私たちにとってもっとも身近な取り組みが、消費の仕方を変えることであり、その時のキーワードが「エシカル」です。買い物をするときに「おいしい」「安い」「便利」といった自分のことだけでなく、地球温暖化や人々の労働環境など環境や社会への影響をしっかりと考える消費のことです。
このとびらを開き、「エシカル消費」について学んでみましょう。

脱炭素社会のとびら

二酸化炭素がふえると地球のまわりに熱がこもってしまい、平均気温が上昇します。これを地球温暖化といいます。気温が上がると大雨の日も増え、海の水温も上がり、北極海の氷がとけていきもののすみかが失われたりします。こうした状況がもっと深刻にならないよう、私たちは二酸化炭素を出す量を2050年ごろに実質ゼロにしなければなりません。
二酸化炭素など温室効果ガスを出さない社会のことを脱炭素社会といいます。その実現のために、私たちには何ができるでしょうか。省エネ、食品ロスを出さないくらし、社会の常識を変えるために多くの仲間と協力することなど、いろいろあります。
このとびらを開き、「脱炭素社会」について学んでみましょう。

循環型社会のとびら

循環型社会とは、ごみが出ないようにしつつも、つかえる資源を捨てずに活用し、多くの資源を循環させることで地球環境へ負担をかけないようにする社会のことです。「食品ロス」も、私たちの身のまわりのごみである食品ごみの一種です。
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のこと。家庭での食品ロスの原因は食べ残しや、買ったまま食べずに捨てられてしまうこと、野菜など調理の際に食べられる部分を取りのぞき過ぎたことなどです。食品ロスを出さないために、私たちには何ができるでしょうか。
このとびらを開き、循環型社会や食品ロスについて学んでみましょう。

生物多様性のとびら

地球上には動物や植物、プランクトンまでさまざまないきものがいます。いきもの同士は食べたり、食べられたり、つながりながら生きています。こうしたさまざまな生物の存在とのつながりを「生物多様性」といい、私たち人間を含むあらゆる生物が生きるうえで欠かせない土台になっています。
しかし今、この生物多様性が広く失われています。食べ物や道路、建物などをつくるための開発が、森や川や海を傷つけてきました。たくさんのいきものたちが今までのようにくらせなくなっています。海や森の資源の取り過ぎで魚や森林もへり続けています。
こうした状況を変えるため、私たちに何ができるでしょうか。このとびらを開き、「生物多様性」について学んでみましょう。